
こんにちは!
大阪市中央区谷町で慢性疲労や頭痛の鍼灸治療をしている
Akira鍼灸Conditioning Lab
冨金原です!
梅雨になると、なんとなく体が重たくて、頭がぼーっとして……そんな不調、感じていませんか?
湿気と気圧の変化が重なるこの時期は、自律神経(体の調節機能を担う神経システム)に大きな負担がかかります。
今日は、梅雨時期に多い重だるさ・むくみ・頭痛を和らげるセルフケアとして、ツボ押しのやり方と、この時期に積極的に摂ってほしい食材をお伝えしていきます。
なぜ梅雨になると体がだるくなるのか
東洋医学では、この時期の不調の原因を「湿邪(しつじゃ)」と表現します。
湿邪というのは、読んで字のごとく「湿気による邪気」のことで、体の中に余分な水分や湿気がたまった状態です。
これが体に入り込むと、胃腸が真っ先に弱りやすくなります。
で、胃腸が弱ると食欲が落ちて、エネルギーを作り出せなくなる。
その結果、疲労感やだるさ、むくみとして体に出てくるんです。
加えて、梅雨の時期は気圧がめまぐるしく変化しますよね。
気圧の変化は自律神経に直接影響するので、頭痛やめまい、肩こりを訴える方がめちゃくちゃ増えます。
僕の鍼灸院でも、「なんか梅雨になるといつも調子が悪くて……」とおっしゃる患者さんが多くて。
やっぱりこの時期特有の問題だなと実感しています。
梅雨のだるさ・むくみに効く4つのツボ
ツボ押しは、難しい道具も場所も要りません。
テレビを観ながらでも、お風呂上がりでも、気軽にできるのがいいところです。
基本の押し方は「3秒ぐっと押して、ゆっくり離す」。これを5〜10回繰り返してもらったらオッケーです。
① 豊隆(ほうりゅう)──むくみ・重だるさに
場所: 膝のお皿の下と足首を結んだ線のちょうど真ん中あたり。指2本くらい外側にずらした位置。
筋肉と筋肉の間のくぼみです。
効果: 体の余分な湿気(水分)を排出するツボとして有名です。足のむくみや重だるさ、歩き疲れを感じやすい方に特にお勧めです。
冷房で冷えた足が夕方にパンパンになる……という方も、ここを押してあげるとすっきりしやすいですよ。
② 陰陵泉(いんりょうせん)──むくみ解消を内側からサポート
場所: スネの骨の内側を膝に向かって撫であげていって、膝の内側で骨が止まるところです。
効果: 豊隆と合わせて押すと、足の外側と内側の両方からむくみにアプローチできます。
梅雨時期に「足がだるくて、むくんで……」という症状が出ているなら、この2つはセットで押してあげてください。
③ 足三里(あしさんり)──胃腸を整える万能ツボ
場所: 膝のお皿の下から指幅4本分、下へ移動し、すねの骨(脛骨)の外側。
外側に指1〜2本分ずらしたへこみ。
効果: 鍼灸をやっている人なら誰でも知っているくらい有名なツボで、それだけ効果が高いということでもあります。胃腸全般を整えるオールマイティなツボなんです。
梅雨時期は湿邪で胃腸が弱りやすいので、だるさの根本にアプローチしたいならここは外せません。お灸を使える方はここにお灸をしてあげるのも効果的です。
④ 内関(ないかん)──吐き気・胃もたれ・胃腸の不調に
場所: 手首を曲げてシワができるところから、指3本分ひじ側に上がった位置の中央。腱(けん)が2本浮き出ているので、その間に当たります。
効果: 胃腸を整えるツボで、吐き気や胃もたれにも効きます。食べ過ぎた翌日や、なんとなく気持ち悪いというときにも使えるツボなので、覚えておいて損はないですよ。
押し方は他のツボと同じく、ゆっくり3秒押してゆっくり離す。やさしく押すのがポイントです。
頭痛・めまい・目の疲れに効く2つのツボ
⑤ 百会(ひゃくえ)──頭痛・ストレスに

場所: 頭の中央を通る線(正中線)と右と左の耳から頭の上に延ばした線が交わる場所
効果: 頭痛やストレスの緩和に有名なツボです。
押し方はグーにした拳で小指球で押して、頭皮をぐるぐると動かすのが効果的です。
ちなみに、僕の鍼灸院では薄毛・抜け毛のケアもしているんですけど、頭皮が硬くなっている方にもこのマッサージをお勧めしています。頭痛予防と頭皮ケアが同時にできるので、一石二鳥ですよ。
⑥ 風池(ふうち)──めまい・頭痛・目の疲れに

場所: 耳の裏の骨の出っ張り(乳様突起)と、後頭部の正中線のくぼみとのちょうど中間あたりです。
骨がくっと落ち込む部分に当たります。
効果: 目の疲れ、めまい、後頭部の頭痛、肩こりに効くツボが集まっているライン上にあります。パソコン作業が多い方は「なんとなくここが重くなる」という感覚があるかもしれませんが、それはツボが反応しているサインかなと思います。
押しにくい場合は、肘をテーブルに置いて頭の重みを指で支える形にすると楽にできますよ。
梅雨時期に積極的に摂りたい食材
ツボ押しと合わせて、食事からもアプローチしてもらえると効果がより出やすいです。
この時期のだるさの原因の1つに、ミネラル不足があります。
特にマグネシウムは、エネルギーを作り出すときに必要なミネラルなんですけど、日本人の多くが不足していると言われています。
マグネシウムが足りないと、糖質をうまくエネルギーに変えられないので、食べても疲れやすい・だるい状態になりやすいんです。
| 食材 | 主な効果 | 摂り方のポイント |
|---|---|---|
| 豆類・大豆製品 | 湿邪対策、マグネシウム・亜鉛・鉄分の補給 | 豆腐・納豆・豆乳など毎日の食事に取り入れやすい |
| 豆もやし | 湿気取り・むくみ対策 | 安価で手に入りやすい。炒め物や汁物に |
| しそ | 胃腸を整える | 薬味として毎日少量でOK |
| ひじき・海藻類 | ミネラル豊富、湿邪対策 | 煮物・サラダに混ぜるだけ |
| きのこ類 | 食物繊維で腸内環境を整える | 味噌汁・炒め物など何にでも合う |
| アマランサス(雑穀) | マグネシウム・鉄分が豊富なスーパーフード | 白米に混ぜて炊くだけで雑穀ご飯になる |
特に最近僕がお勧めしているのが「アマランサス」という雑穀です。

キノアに似た食材で、キノアよりもマグネシウムと鉄分が多く含まれています。
白米に大さじ1杯混ぜて炊くだけで雑穀ご飯になるので、普段の食事にそのまま取り入れられます。
スーパーライフ(関西の方はご存知かと思いますが)で120g・税込400円ほどで買えました。コスパもいいですよ。
大さじ1杯あたり約30mgのマグネシウムが摂れて、3食で大さじ1杯ずつ混ぜると、そこで約90mg。一般的な食事と合わせると1日の目安量(成人男性で370mg、女性で290mg)に近づいてきます。
まとめ:梅雨時期のセルフケアは「流す・整える・補う」の3ステップ
梅雨のだるさや不調は、正直「気のせいじゃないの?」と思われやすいですが、れっきとした体の反応です。
やってほしいことをまとめると、こんな感じです。
①流す: 豊隆・陰陵泉で足のむくみと体内の余分な湿気を解消する
②整える: 足三里・内関で弱りがちな胃腸の働きをサポートする
③補う: 豆類・ひじき・アマランサスでミネラルを補い、エネルギー産生を助ける
短期間で劇的に変わるものではないんですけど、毎日ちょっとずつ続けてもらうことで、梅雨時期の不調を和らげていけると思います。

「自分のだるさの原因がよく分からない」
「ツボの場所が合ってるか確認したい」
という方は、ぜひLINEから気軽に相談してください。
初回はカウンセリングをしっかり行って、今の体の状態をご説明してからスタートします。
鍼が苦手な方には、整体のみで対応もできます。

2回目以降 7,700円(60分)~
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