肩こりや頭痛が「なかなか取れない」本当の理由、ストレスの受け取り方にありました。【大阪・谷町の鍼灸師が解説】

肩こり
冨金原

こんにちは!
大阪市中央区谷町で慢性肩こりの鍼灸治療をしている
Akira鍼灸Conditioning Lab
冨金原です!

こんにちは、大阪・谷町で僕の鍼灸院をやっています、冨金原です。

マッサージに行くと楽になるんですけど、翌日にはもう元に戻ってて…」

「頭痛の薬、もうずっと手放せなくて困ってます」

40代・50代の女性の患者さんから、こういうお声をよく聞きます。

で、こういう方に共通して多いのが、仕事や家庭のストレスをずっと抱えてきたという背景なんです。

肩こりや頭痛を「体だけの問題」として対処していると、なかなか根本から変わりにくいんですよね。

今日はその理由と、日常でできることをお伝えしていきます。

目次

4年間通ってくれた患者さんが、肩こりを「卒業」できた理由

先日、4年前から通ってくださっていた女性の患者さんが、一旦卒業という形になりました。

とても嬉しくて、ちょっと寂しい。
そんな気持ちになる瞬間なんですけど。

その方は還暦過ぎくらいで、もともと肩こりと目の疲れ、めまいがひどい状態でした。
デスクワークが多く、
「何をしても翌日にはまた重くなる」
という繰り返しで来院されました。

だいぶ改善されてからは月1〜2回のメンテナンスに落ち着いていたんですけど、
「もう肩こりを感じなくなってきたわ」
とおっしゃって。

きっかけを聞いたら、2月に会社を早期退職されたそうなんです。

そこから空いた時間に毎日ウォーキングを始めて、1日1万歩を超える日もあったとか。
そうしているうちに、肩こりも、ふくらはぎのこむら返りも、気にならなくなっていったと。

「仕事のストレスがなくなるだけで、こんなに体が変わるんやなあ」

そうおっしゃっていて、ほんまにそうやなあと僕も思いました。


40代・50代の女性に肩こりや頭痛が増える理由

40代・50代に差し掛かると、肩こりや頭痛がひどくなったと感じる女性が増えてきます。

これにはいくつかの理由があります。

① 女性ホルモンの低下による血流への影響

更年期前後になると、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少してきます。
このホルモンには血管をしなやかに保つ働きがあるんですけど、それが低下すると血流が悪くなりやすく、肩や首まわりにこりが出やすくなります。

② 自律神経が乱れやすくなる

ホルモンバランスの変化は自律神経(体の調節をしている神経)にも影響します。
自律神経が乱れると、肩まわりの筋肉が緊張しやすくなって、肩こりや頭痛が出やすくなるんです。

③ 長年のストレスが蓄積している

仕事・家事・育児・介護……40代・50代の女性は、長年にわたって多くの役割を担ってきています。
そのストレスが蓄積した結果、体がずっと緊張した状態になっていることが結構あります。


東洋医学も脳科学も「感情と体はつながっている」と言っている

ストレスは誰にでもあります。
全くストレスがない人はいません。

ただ、ストレスの受け取り方によって、体の不調は大きく変わります。

東洋医学では昔から、心・感情・体はつながっているという考え方があります。

怒りやストレスが「気(エネルギー)の滞り」を生み出し、それが肩こりや頭痛として体に出てくる、
という見方です。

現代の脳科学でも、これに近いことが分かっています。

脳の奥には「扁桃体」(へんとうたい)という部分があり、

  • 不安
  • 喜び
  • 好き嫌い

などの感情に深く関わっています。

この扁桃体が過剰に反応すると、体はストレス反応を起こします。

つまり、
感情の状態が体の不調につながるというわけです。

ここが過剰に反応し続けると、体にストレス反応が出てきます。
肩まわりの筋肉が緊張して、血流が悪くなって、肩こりや頭痛につながっていくんです。

「同じことでも、相手によって体の反応が全然違う」

たとえば、気の合わない上司に何か言われると「イラッ」と体が緊張する。
でも信頼している友人に同じことを言われると、そんなに気にならない。

同じ言葉でも、相手との関係性によって、体のストレス反応がまったく違いますよね。

これは価値観や好き嫌いのフィルターが働いているからです。

このフィルターにも扁桃体が関係しています。

患者さんとの信頼関係が治療の効果に影響するのも、こういった仕組みがあると思っています。


ストレスを減らすカギは「コンフォートゾーンを少しずつ広げること」

ストレスを理解する上で、よく使われる考え方に

コンフォートゾーン

というものがあります。

これは自分が安心していられる領域のことです。

そして、その外側には次の2つのゾーンがあります。

ストレスを感じやすいかどうかは、コンフォートゾーン(自分が安心していられる範囲)の広さと関係しています。

コンフォートゾーン:ストレス度 低
安心してリラックスできる状態。
自分の価値観の範囲
好きなことをしている時間、慣れた環境での作業など。

ラーニングゾーン:ストレス度 中
ちょっとストレスはあるけど、学びが起きる領域。
今までの価値観を超えた範囲
苦手なことへの挑戦、初対面の人との会話など。

パニックゾーン:ストレス度 高
意味がわからない・受け入れたくないという感情が出るほど、自分の許容を超えた状態。

ストレスを感じやすい人は、

コンフォートゾーンが狭い

と言われています。
つまり、ちょっとしたことでもすぐにしんどくなってしまう、
という状態です。

逆に言うと、コンフォートゾーンが広がっていくと、
同じ状況でもストレスを感じにくくなっていきます。

コンフォートゾーンを広げるコツ

コンフォートゾーンを広げるコツは

小さなチャレンジを繰り返すこと

です。

ただし、いきなり大きな挑戦をするとラーニングゾーンを飛び越えて

パニックゾーン

に入ってしまいます。

そうなると人は行動できなくなります。

理想は

コンフォートゾーンとラーニングゾーンの境界で挑戦することです。

そこで行ったり来たりすることで、少しずつゾーンが広がっていきます。

大事なのは、いきなり大きな変化を求めないこと。

「ちょっと嫌だけど、まあなんとかなりそう」
そのくらいの難易度のことに、ぼちぼち挑戦し続けることです。

たとえば、

  • ずっと後回しにしていた誰かへの連絡をしてみる
  • 苦手だと思っていた料理を1品だけ作ってみる
  • 「自分には無理かな」と思っていた趣味の体験会に申し込んでみる

こういった小さな挑戦の積み重ねが、少しずつコンフォートゾーンを広げていきます。

実は僕自身も今、チャレンジし続けています

実は、僕も昔はインスタライブなんて絶対できませんでした。

最初は

「こんなの無理や…」

という感じで、完全にパニックゾーンでした。

インスタライブもやったことがなかったし、
人前で話すのも得意じゃなくて、「こんなんできへんわ」って感じで。

でも、いきなりライブに飛び込むのではなく、まずリールを撮ってみる、
自撮りをインスタにあげてみる、という小さなステップを踏んでいきました。

1回やってみると「案外できるかも」と思えて、
そこから少しずつ慣れてきた感じです。

あとはパソコン作業も本当は苦手なんですけど、やりたいことを実現するためには避けて通れないので、今はAIの使い方を勉強したりしています。

肩はめちゃくちゃこりますけど(笑)。

新しいことができるようになると嬉しくて、
それがまた次の挑戦へのモチベーションになっています。

「変わりたいけど変わりたくない」という本能が人間にはあって、
それがゾーンを広げにくくしているんです。

だからこそ、1人でやろうとするのが一番しんどかったりします。
コミュニティに入ったり、SNSで同じ目標を持つ人とつながったりすることで、ぐっとやりやすくなることも結構あります。


ストレスはゼロにならない。でも「薄まっていく」

大事なことをお伝えしておくと、ストレスは絶対にゼロにはなりません。

どんな人でも、生きていればストレスはあります。

ただ、コンフォートゾーンが広がっていくと、ストレスに占領される時間が減っていくんです。

冒頭の患者さんが「仕事を辞めただけで体が変わった」と感じたのも、長年ずっとラーニングゾーン以上の負荷がかかり続けていた状態から抜け出して、体が本来のリズムを取り戻したからだと思うんです。

もちろん、仕事を辞めることが全員にとっての答えではないんですけど。

「自分にとってのストレスの正体をちゃんと知る」
「その中でコンフォートゾーンをぼちぼち広げていく」

そういうことを続けることが、結果的に肩こりや頭痛の改善にもつながっていくと思います。


まとめ

  • 40代・50代の女性は、ホルモン変化+長年の蓄積ストレスで肩こり・頭痛が悪化しやすい
  • 東洋医学も脳科学も「感情と体はつながっている」と考えている
  • ストレスへの耐性は、コンフォートゾーンを少しずつ広げることで上がっていく
  • ストレスをゼロにするのではなく、「ストレスに占領される時間を減らす」ことを目指す

肩こりや頭痛が長く続いているなら、体だけでなく、自分を取り巻くストレスの状態も一度見直してみてもらえたら嬉しいです。

もちろん、鍼灸で直接体の緊張をほぐしていくこともできます。
まずは、体の状態が良くならないと心や気持ちに余裕ができないことが多です。

「まず一度体をラクにしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。


冨金原

肩こり・頭痛・自律神経の乱れをはじめ、更年期前後の女性のお悩みにも対応しています。

男性専門のイメージが強い鍼灸院ですが、女性の患者さんも多くいらっしゃって、「ここに来るとなんか楽になる」とおっしゃっていただけることがありがたいことに結構あります。


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「薬に頼るのをそろそろやめたい」

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