痛みを和らげる鍼灸の科学的メカニズム②

鍼灸が効くメカニズム 腱反射

近年、東洋医学の研究が進み科学的な治療メカニズムの詳細が分かってきました。

鍼灸治療が痛みに効く理由②

【腱反射】

肩こりや腰痛といった筋肉のコリによって血流が制限されている場所には、痛みを感じる化学物質が滞留しています。

鍼灸は、このコリをほぐして血流を良くすることで鎮痛効果をもたらします。

そのメカニズムは、腱反射という神経の働きにあります。

筋肉の骨との接合部では「腱紡錘」というセンサーが、筋肉の収縮弛緩による張力を感知しています。

鍼や指圧などで筋肉を刺激すると、一時的に収縮することで腱紡錘が反応し活性化します。

すると、活性化した腱紡錘から信号が発せられて、感覚神経を伝って背骨にある脊髄に伝わります。

今度は、脊髄からは筋肉を弛緩させる信号が発せられて過緊張した筋肉が緩むという反応が起こります。

こうした作用で、筋肉の血流改善が痛み物質を除去、鎮痛効果を得るのです。

「東洋医学はなぜ効くのか」から引用

因みに、この腱反射の作用によって筋肉が緩むので、体が動かしやすくもなります。

鍼灸は、多様なメカニズムが解明されてきています。

次回は「体内の鎮痛物質」によるメカニズムを紹介します。

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